ヨドバシ前

今日の一句   芋掘りに園児駆り出し夏終わる 浮浪雀

 今日の三択。朝早くでたので、見られなかった。毎朝のルーティンは、朝のことを夜の今まで覚えていられるか、という記憶テストである。朝のらんまんは台湾に主人公が最終旅行に行く話。日本語を使って威張っていいところを台湾の言葉で話しかけるマキノの善人ぶり。

 西葛西、今日も2コマ。今年の1年生は去年の1年生とも違っている。毎年入ってくる生徒の感じはどんどん変わる。決まったことは何もない、という感じになる。今年は昭和98年。こう思うと自分が世間とずれていくのを意識できる。

 帰りは例によって丸亀の豚しゃぶうどん。電車の中で寝て、三鷹まで行ってから戻って吉祥寺。ヨドバシでプリンタインクを買ったら、ブラック大と3色普通で計6,000円。インクジェットはこれがあるかならなー、と思った次第。

 昨日、ユークリッドの互除法の問題を出された。長い間、この互除法はやりかたはわかるが意味が腑に落ちる形でわからなかった。今回考え直してやっとわかった。最大公約数を求めるやりかただが、なるほどと思った。図示する方法も考案し、次々と割っていく書き方も開発した。さっ、かかってきなさい。もう一問は、速さと外延量、内包量の話。あんまり見ない用語だが、小学校算数の指導法に関する専門用語で、遠山啓とか銀林とか教育学者の名前が踊っていた。距離や時間が加法性を持つ外延量で、その商である速さなどが内包量で加法性がない。子供の概念把握についてどの順番でこの概念を指導してくかが問題、といった問題意識だが、どうも学者先生が自己満足をしている印象である。外延量を基準に内包量を定義していく、というのがニュートン力学だが、アインシュタインの相対性原理では、これが逆転し、速さこそが基準の外延量で、時間空間はそこから算出される内包量となる、ということだと思うがどうか。ユークリッドの互除法も、この背景に足し算と掛け算(割り算)の異質性がかくれている気がする。

 とまあ勉強して、巡業公演関係の対応して、悪霊狩猟団カウンターズを見る。少しテンポがだれてきた。ビーバーが好評なので、時間をとって見にいきたいが。