読者のお便りから(4)

   今回で「読者のお便りから」は一段落です。

 「ぱーこシティ」はT先輩に紹介してもらい、以来ずっと読んでいます。最初の頃のダークさにはまってしまい、そのままのめり込んで、後は惰性的に毎週チェックしています。                               
 今後のコラムの方針について、読者に意見を聞きたいとのことですが、僕はやはり初期の頃の暗澹とした感じが忘れられないので、それを期待できそうな「小中学生時代」を読みたいです。どういう小中学生時代を送っていたのかは、全く知らないのですが……。また、他のサイトに掲載していた「外伝」がとても面白かったのでそれも同時進行くらいで読みたいです。なんであれ、途中で止めちゃったんですか? (続いてるみたいですけど)                                                               
  とまあ、すんごく勝手で正直な読者の意見を書かせていただきました。「ぱーこシティ」の今後の展開に期待しています。以上、読者の意見でした。ホームページの運営頑張ってください&これからもよろしくお願いします。

 T先輩は今年の3月私の勤務校を卒業しました。授業でやったビデオの感想文に「ぱーこシティを見ています」と書いてあったので、びっくりしました。誰でも見られるインターネットですから驚くことはないんですが、私の予想外でした。この人は私が勤めている高校の生徒さんではありません。ご愛読ありがとうございます。メールマガジンではなくて、直接サイトをご覧になっているようです。実はこの人のことをどうも思い出せなくて、どこかの研究会でお会いした教員だと思っていました。今回お便りを読み返して、思い出しました。2年前に学校訪問に来ました。T先輩と私が秘かに尊敬しているカウンセラーと私の4人でたまたま空いていた603の教室で1時間ばかり話をした記憶があります。小中学校時代は結構いろいろありました。でも「浪人時代」ほどダークではありません。いつか触れて見たいと思ています。「外伝」は長い間中断しているという感じです。

 私、「N」と申します。スペインのエスコリアルという町に住んでいる者です。メールの配信ありがとうございます。「私の浪人時代」から読ませて頂いております。あまり自伝関係メールマガジンは、好きでなかったのですが、パーコさんの浪人時代の話は毎週楽しみにしておりました。今までのメールを読ませて頂きまして、興味が沸いて来たことがあります。東京大学入学まで果たしたパーコさんの「勉強方法」についてメールマガジンで特集して頂けたらと存じます。また、「教員時代」の話にも興味があります。今後ともメールマガジンの配信を楽しみに待っております。突然で失礼します。

  始めてお便りいただいた方だと思います。スペイン(!)のエスコリアルからなんて聞くと頭がクラクラします。私は出不精なので、海外に出たことはありません。国内旅行も修学旅行の引率が一番多いです。慣れてしまえば
なんでもないことですが、海外との文通なんて言葉にリアリティを感じる世代なので、未だに不思議な感じが抜けません。「勉強方法」ですが、浪人時代、浪人時代2、に書いてあるくらいのものです。やることを決めて1日のうちのある時間それに集中する。私はほとんど無趣味なので、最近また受験数学を始めました。「大学への数学」という受験雑誌を年間購読、学力コンテストという読者投稿の企画に今年は参加してみようと思っています。4月号は出しました。現役時代と違って、集中力が落ちたことを痛感しました。受験はやはり体力だなと再確認した次第です。

 「自伝シリーズ」一段落ですね 。やっとこの3ヶ月間の配信分を読み終え、追いついたところです。わたしとしては、時系列順に「教員時代」「東大時代」と書いていただきたいと思います。やっぱり自伝は正統派伝記形式で時系列順ないと。もちろん、その後も時間を追って書き進めていただきたいと思います。 あ、でも外伝にも興味があります。ときどき、時系列をはずれて外伝を入れていただくのもおもしろいかも。とにかく、今後も配信を楽しみにしておりますのでがんばって下 さい。                                                                                                 
 この方もスペインにお住まいです。その前はイギリスに住んでいました。私がインターネットを始めた頃、「うめさん」という方が発行している自分の結婚に至る間までのあれこれを書いたメールマガジンを購読していました。これはmagmagで偶然見つけて登録したものです。そこからLINKで現役スチュワーデスさん→沖縄在住の日本語教師の方→この方のメ-ルマガジンにたどり着きました。自伝シリーズの感想も良くいただきました。毎回感心するのは、誤字脱字がまったくないことです。メールマガジンは自分一人の作業ですから、どこかにミスはつきものです。自伝シリーズも相当あります。気がつくと直しているんですが、なかなか追いつきません。本を出すときは専門の編集者がいて、1校、2校最終稿と段階を追ってミスをチェックします。そういうシステムの力を借りずに毎回きちんとした文章のマールマガジンを発行するのは並たいていのことではありません。ご本人の了承がありましたので、紹介いたします。関心のある方は是非ご覧になってください。サイト「フラミンゴ・ビーチ」ここにメールマガジン登録のコーナーがあります。  

 海外からは、その他にオランダ在住の方からなんどかお便りをいただきました。文字化けするので、つたない英語で文通したりしました。アメリカで日本語教師をしている方とも何度か文通しました。ありがとうございます。

 地球は狭くなりました。

 2002.4.21

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 あとがき:読者の方からのお便りを紹介する中で、自分のことに触れていくうちに次のシリーズが見えてくるかも知れない、と思っていた。いくつか案は浮かんだが、事態はそれほど変わったわけではない。この4月で生活がだいぶ変わったので、まずその日常生活の中でいかに時間を確保するかが問題である。あとは受験勉強と同じでともかくその時間集中して作業すればいいのだ。それがまだよく見えない。ゴールデンウィークまでにはなんとかできるメドは立っております。